ヨーロッパ選手権、予選ラウンド終了 SCGはプールBを無敗で通過!
予選ラウンド最終日となった7日、SCGはフランスを3-2(25-16, 20-25, 23-25, 25-19, 15-9)で破り(準決勝進出を妨げた)、無敗で予選を通過しました。 グルビッチ主将の公約どおり、ベストメンバー、全力を尽くしての戦いでした。 このグループからもう1チーム予選通過したのはスペインです。
第1セットは25対16で簡単に取った後、緊張の糸が切れたかのように第2セット、第3セット(18対14のリードをグランヴォルカの必死の強烈サーブで6点をもぎり取られ、逆転され、反撃の糸口が見つからないままに、このセットを落とした)をフランスに取られ、このまま最初の黒星かと半分諦めました。
しかし、第3セットで疲れが見え始めたボシュカン、ブエビッチをヤニッチを入れて一時休養させ、スタンコビッチに代わりビエリツァを投入し、第4セットに巻き返しを図りました。 この作戦が当たり、執拗に食い下がるフランスをこのセット25対19で負かし、第5セットを15対9で連取して、最終戦を飾りました。
両チームのどの選手も集中力をギリギリまで高めて、どんなミスも犯すまいと必死。 その中でも第4、第5セットでのミリュコビッチの気合の入り方は特に際立っていました。 サービスエースも決まるしアタックもいつにもまして強烈。 また攻撃の要なのに、レシーブでもすごい働きぶり! 歯をむき出しにした闘士みなぎるその顔つきからは、(あまりシャウトこそしないものの)シドニー・オリンピックのVanjaを思い出す気がしました。
試合後のインタビューでニコラは「(ローマ行きが決まっているから)第3セットを失ってもう負けてもしかたないかとも思ったが、そのような計算はしたくなかった。 とにかく全力を尽くして戦った」と語っていました。
まさに、チャンピオンのプライドを掛けた潔い試合でした。 集まった観衆約1万2千人(今大会最多数)も2対1でリードされてから本格的に応援を開始して、勝利を要求、最後は大歓声でその健闘を讃えました。 会場にはタデイッチ大統領、ボグダノヴィッチ市長ら政界の要人が数多く会場に詰め掛けて、さすが「スポーツ大好き国」をそのままに表していました。
プールBのベオグラード大会は昨日で終了しましたが、ローマで行われている予選プールAは今日が最終日。 イタリアvsロシアの全勝同士の対決(21時より)が注目されます。 これによって準決勝でのSCGの相手が決まるのです・・・ どちらにしても手ごわい相手です。
現時点のセット率ではイタリアが12:1で1セット落としただけ、ロシアは12:4で4セットを落としているため、順位ではイタリアが首位です。
昨夜時点でのランキングは次の通り。
| プールA | プールB (終了) |
|---|---|
| 1.イタリア (12:1) | 1.SCG (15:3) |
| 2.ロシア (12:4) | 2.スペイン (11:10) |
| 3.ポーランド (7:7) | 3.ギリシャ (10:11) |
| 4.クロアチア (6:11) | 4.フランス (12:10) |
| 5.ポルトガル (8:1) | 5.チェコ (8:11) |
| 6.ウクライナ (3:12) | 6.オランダ (4:15) |
準決勝は10日(土)18時及び21時スタート。 3位決定戦は11日(日)の17時半、及び決勝は21時です。